公務員がお金を借りるなら共済が便利ってホント?

会社に勤めていれば、会社からお金を借りる制度がある、という場合も多いですね。会社からお金を借りるのは、銀行からお金を借りるよりも金利がお得な場合が多いですから、使い方によってはかなり便利なものになります。公務員も例外ではありません。公務員が借りるときは共済からの貸付を利用することになります。この制度、なかなか便利なものなんですよ。

公務員共済は、公務員であれば公務員として採用されたその日から共済の組合員となります。臨時職員は加入することができません。この公務員共済からの貸付は、無担保でOKな上に金利がかなり低く設定されていますから、他の消費者金融や銀行からの借り入れよりずいぶんお得なんです。

臨時でお金が必要になった時、物資の購入費用が足りなくなった時に利用できる一般貸付、結婚、教育、葬祭用の資金を借り入れする特別貸付、住宅を購入する際の住宅貸付などの種類がありますが、どの貸付も金利設定は低くなっています。特別貸付なんて金利は2.96%です。返済期間も長めになっていますから、安心して返済できますよね。

ただ、借りることが出来る金額、つまり貸付限度額は貸付の種類によって異なります。一般貸し付けや特別貸付であれば月収の6~14倍ですね。住宅貸付は組合員期間に応じて限度額が決まっています。10年以上組合員であれば2000万円が限度額となっています。金利は固定で2.96%となっているので、住宅購入資金の為の借り入れが2000万円で済むのであれば共済貸付は銀行からの住宅ローンと比べてもとってもお得です。

公務員であればこの共済貸付はとっても便利な制度です。何かお金に困ってどこからか借りなければならない状態になったときは、まずは共済貸付の利用を検討してみてはどうでしょうか。

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