大手消費者金融って今も昔も変わらないの?

どんな企業や業種にも大手と中小があります。大手が業界を引っ張っていくことで中小を含めた業界全体が成長していく、ということも言えるんですよね。もちろん消費者金融にも大手があるのですが、この大手消費者金融、今と昔で何か変わったところはあるのでしょううか。

消費者金融の大手、以前は大手6社と呼ばれていました。武富士とアコム、プロミス、今のレイクである新生フィナンシャル、そしてアイフルですね。この大手6社で長い時代を支えられてきたと言えます。

この大手6社では消費者金融の計画的な利用をするように訴えるようなCMを作るなど、消費者金融業界を大きくリードしていたのは間違いありません。バブル崩壊後にも消費者金融業界、特にこの大手6社は業績を伸ばしていくこととなりました。

それが壊れたのは貸金業法が改正された後からですね。金利の上限が設定されたために、今までその金利を超える高い金利で営業していた消費者金融の経営が一気に傾き始めたのです。また、法律で定められていた金利を超えるものは、過払い金請求という形で利用者に返還しなければいけなくなったのです。

この過払い金請求は高額なものになりました。つまり、予定外の出費に押しつぶされる形で経営が悪化したんですね。大手といえども例外ではなく、今では消費者金融の大手はアコム、プロミス、アイフルの3社となってしまいました。

消費者金融も時代によって経営が悪化するんですね。これからも時代が流れるにつれて大手も変わってしまうかもしれません。しかし、大手が消費者金融業界を引っ張っていくのは事実ですから、大手の頑張りに期待していきたいですね、

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